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子の1365番 ~ 入試発表の思い出

志ん朝DVD全集の「宿屋の富」を観た。

今で言う「宝くじ」の当たり番号を確認するシーンで、あたってるのに「惜しいんだよなあ」というところ。個人的にまさに実体験で笑える。落語を観て涙したりすることの多いぼくだけど(「浜野矩随」は号泣した)、これは単純に笑えた。

子の1365番
というのも遠い昔の大学受験。あまり受からないだろうとは思っていないんで、他の大学は受けていない。大阪から東京の大学を受けたんだけど、「合格電報」(当時はそんなもんがあった)なんてのも頼んでない。大学がやってた合格番号郵送サービスをおっとり待ってた。

で、郵便が届いた当日。封筒から紙を取り出すと、なんと自分の受験番号がない。5回も見直したけどやっぱりない。「なんじゃこりゃ」と思いくしゃくしゃに丸めて捨てた。会社が休みだった父に詫びを伝えた。浪人させてもらいたいと。

暗い雰囲気の中を部屋に戻り考えた。何がいけなかったんだろう。所詮自分は小さな小さなカワズに過ぎなかったかと。

数時間してからちょっとだけ気を取りなおした。「失敗こそその後の人生の糧になる」なんてことばもあるじゃねーかと。丸めて捨てた合格番号の紙も記念にとっておこうと。

捨てた発表用紙を改めて眺めてみた。いったい自分の周りにいた人間がどのくらい合格したのかと番号を眺めてた。

数回目に見直したとき。ようやく見慣れた番号を発見。俺の番号は確かこれに近かったはずだと見直してみてびっくり。なんと本当に自分の番号がちゃんと載っていた。

どうした加減で自分の番号を見失っていたのか、全くわかりません。緊張ってのが、確かにあったのかもしれませんねえ。

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2011年02月18日 12:19に投稿されたエントリーのページです。

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