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エスペラント語

青空文庫に、二葉亭四迷の『エスペラントの話』が掲載されていました。二葉亭四迷は初期日本の代表的普及支援者でした。

実は私も中学時代、英語・エスペラント混じりで文通(ほぼ死語^^)していたことがあります。世界中で使える補助語として人工的に作られ、その目的から言語規則を簡明にしようと努力しただけあって、「歴史」を引きずらざるを得ない他言語に比べて確かに簡単。当時はそれなりに使えるようになっていたと思うんですよね。

ただ、徐々に慣れていくと「どこの母国語でもない」ということが魅力であると同時に「魅力でない」ことにも気付いていく。

いくらエスペラント語が流暢に話せるようになっても、どこかの国に行って自由にコミュニケートできるわけじゃない。かつ、文化的必要性から学ぶ必要が生じる言語というわけでもない。つまり、どこに行ってもエスペラント語を話すのは社会的上流階級の中にしか見つけられなかったりする。

また徐々に他言語に触れていくにも連れ、「所詮英語こそが最も単純な言語なんじゃないか」と思い至るようになってくる。正確に言えば「現代米語」かな。非常に誤解を招く言い方をするけれど、「頭の悪い人の使う独仏語」って感じすらしてしまう。

英語は広い範囲で、かつさまざまな階層に使われていることもあって、言語自身がすごい速度で単純化しました。日本語の乱れを擁護する際にも使われるけど「言葉は生き物」。簡略化の初期にはいろんな抵抗もあったんだろうけど、結局英語は「世界で最も単純」という言語になってきた。

二葉亭四迷を読んで何十年かぶりにエスペラント語のことを思い出しました。現代でもそれなりに人気のある言語のようですね。

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2007年02月11日 14:20に投稿されたエントリーのページです。

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