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 生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
セネカ『人生の短さについて 他二篇』
岩波書店 今日の名言

2012年05月15日

一之輔、披露公演に行ってみた(5/13)

なかなか新たに「さあ出かけよう!」という気持ちになれなくなってしまったことがあって、ちょっと間のあいた落語会はずいぶん前に予約していた「一之輔真打昇進披露公演」。

本当はすべての寄席での披露公演を見に行こうかなとも思ってたんだけど、国立演芸場で3度見に行くことになったので「ま、いっか~」なんて(苦笑)。

送信者 落語

チケットは売り切れ(数席、空席があった)ながら、当日に「立見席券」も売り出されていた。そんなもん売り出したら大量に立ち見が出るのかと思いきや、立ち見しているのは2、3人だったかな。確かに一般の人にしてみれば半蔵門くんだりまでわざわざ落語を見に来るのは大変なことなのかもしれない^^。

送信者 落語

で、まあ非常に気合の入った素晴らしい落語会だったな。

  • 春風亭一力 「たらちね」
  • 三遊亭金兵衛 「孝行糖」
  • 五明楼玉の輔 「マキシム・ド・呑兵衛」
  • 橘家圓太郎 「野ざらし」
  • 柳亭市馬 「親子酒」
  • 林家木久扇 「松竹梅」
  • 春風亭一朝 「芝居の喧嘩」
  • 春風亭一之輔 「青菜」

思い出してもニコニコしてしまう楽しさ。個人的にはあまり表で聞いたことのない「孝行糖」(金馬のCDでばかり聴いている)や、ひさしぶりの「野ざらし」も嬉しかったな。三遊亭金兵衛という人は一見ヒョウヒョウとしていて雰囲気がよくわかんない^^。ただ「孝行糖」はあっていたように思うな。橘家圓太郎は好きだけど、何を言っても「何をいまさら」と言われそうな実力者だからとくに言うことはない^^。いつも満足させてくれる噺家。

一之輔の「青菜」もまた気合が入っていて面白かった。青菜っていくらでもくすぐりが入れられそうで、いろいろ弄ることもできそうな話。ただそれだけに「基本通り」の迫力を聞かせてくれると大満足を感じてしまう。「お祭り」ムードもある中でもちろん「ニギヤカ」なクスグリもあったんだけど、それでも「本格派」を感じさせてくれる嬉しい高座だった。

この日はこの後、両国まで行く予定。お世話になっている噺家が高座に登るのだ。こちらも予約済みの落語会。

てなわけで余韻を胸に抱えながら、大急ぎで永田町駅に向かったのではありました。次は水曜日のチケットをとってありますです(^^)。

ところでちょっと落語会に出かけるモチベーションが下がったのは、もちろん落語協会の対応が「怖い」から。

落語協会は怖い(苦笑)。落語会に出かけようと思うと一瞬足がすくむようになっちゃった。まあ時間が解決してくれるんだとは思うけれど。

2012年05月06日

テメーラが勝手に来てんだから文句言うな、という態度の黒門亭

GW最終日。黒門亭(落語協会)に好きな噺家が出るということでいってみた。本当の目当ては二部(15時から)。でも一部からの「通し券」ってのもあるから、そっちの方が好きなところに座れる可能性が高いのでいってみた。

一部は12時から。ぼくらは10時半について、さすがにはやすぎるだろってんで噺家や事務の人に差し入れでもと思って松坂屋の地下を徘徊。これがいけなかったなあ^^。

ちなみにこんなパンも売ってた。

送信者 お菓子やらパンやら

差し入れを買って黒門亭に行ってみると長蛇の列。おやあ、まいったなあと並んでみる。なんか整理券みたいなのを持ってる人もいる。だけどとくに説明する人もいないからそのまま列に並んでみた(黒門亭の整理券ってのは初めてみた)。

結局。やっぱり整理券がないと入れないってことだった。まあそれはしょうがない。でもぼくらのように並んじゃった人が結構いた。もう入れないんだったら係員が表に出て説明すべきなんじゃないのかな。

「たくさん並んだ人もいるんだから表で説明くらいすればいいじゃない?」。尋ねてみた。相手の「番頭」を名乗る人曰く「しょーがないですよ」。

驚いた。第一声が「しょーがないですよ」。続けて「そんなこと言うのヤメマショーヨ」とか。友だちに口きいてんじゃないんだけどね。誰に話をしてるつもりだったんだろう。

「説明すれば無駄に並ぶ必要もなかったじゃない」と言えば、「ああ、スミマセンデシタスミマセンデシタ。イゴキヲツケマス」。そして締めの言葉は「コレデヨロシーデスカ」。

どんだけ客を馬鹿にしてるんだろうな。久しぶりに心から驚いた。まあちょっと良い経験ができた。

ところで買っていった差し入れはこちら。「事務のひと用に」と思ってた分を持って帰ってきて食った。うまかった(笑)。

送信者 お菓子やらパンやら

2012年04月30日

大相撲稽古総見に行ってきた

前回行ったときはカメラを持っていかなかったんだったかな。こういうイベントって写真なんか撮っちゃいけないんだと思っていたから。

両国でやる場所前にこの稽古総見ってのが行われて見ることができるみたいですよ。後の方の時間になれば混むけれど座れなくなるってほどじゃない。8時とか8時半とかに行けば升席も余裕で座れます。「通は2階席から見る」という話もあるみたいですけど、まあ升席なんてなかなか座れない場所ですからね^^。

尚、場内ではFMで稽古の様子を開設してくれています。詳しい人はともかく、ぼくのような素人はFM受信機があるのとないのとでは何倍も面白さがかわりますね。

面白かった。また次の機会も行く予定です。

追記:SANSPO.comの記事によれば、ここ5年で最多の7500人が集まったんだそうな。今回の稽古総見はいまひとつであったなどと書かれていましたね。詳しい人ないし関係者がみればそうなのかも^^。

ただ、本場所のテレビ中継などもほとんど見ない半端なファンとしては、番付があがるごとに逞しくなっていく体の様子や、あるいは稽古でぶつかる音なんかを聞くだけで価値があります。

2012年04月24日

奄美から野菜がやってきた

先週、母が上京していた。幼いころから好き嫌いだらけだったぼくが、心臓の病気以来なんでも食べられるようになったことに驚いていたな。

焼き鳥屋にいっても肉じゃなくてむしろ野菜を頼むぼくにびっくり。

送信者 night life

で、嬉しかったのか、「大学生の息子への荷物かよ」というようなものが届いた(笑)。

送信者 母の愛

こんなのとか、あるいはこんなの。

送信者 母の愛

ジャガイモはぼくの大好物。

送信者 母の愛

他にも葉野菜が何種類か。そして母が焼いたパンなんかも一緒に。

感謝しておりますよ(^^)。


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日曜日は古今亭駒次の勉強会へ。

古今亭駒次ホッピー(笑)。

送信者 落語

日曜日、カルチャースペース嶋というところで行われた「古今亭駒次勉強会」に行ってきた。最初に駒次を意識したのは早朝寄席だったかな。なんかヘンテコリンな鉄道落語をやっていたのが印象に残った。

なんども書いてるけどぼくは新作落語嫌い^^。それでも駒次の鉄道落語は聞いていてまずまず面白かった。

ちなみにこんな手拭いを作ろうとしたりする人だ。


あれから、なんどか駒次を見に行っているけれど(深夜寄席やたまごの会等)、どうやらタイミングがずれてるようで、最近は鉄道噺をあまり耳にしない。聞けないとなると妙に気になるもので、今回も鉄道噺を目的に出かけてみた。

そして開場と同時に配られた本日のメニューはこんな感じ。

送信者 落語

む~ん。鉄道噺はない(苦笑)。「とことんタイミング悪いらしいな」なんて思いながら見てた。ところが。なんと「寿限無」が古典の寿限無ではなく、寿限無鉄道版だった。話が始まって「鉄道会社のものですが」と言った瞬間に会場大爆笑。

なるほどなあ。まあ「ぜひともまた聞きたい!」噺ではないけれど(笑)、まあ楽しんで帰ってきた。

ところで美るくの「お楽しみ」は「真田小僧」だった。目当てにして出かけたことはないんだけど、何度か聞いてる。「真田小僧」も聞いたことがあると思うな。2つ目に昇進してさほど間もない美るく。「うまくなってんじゃねえか?」などと生意気に。

尚、この日に一番楽しんだのはやはりトリネタの「試し酒」。駒次の雰囲気とあっているし、あと、酒の飲み方がすごくうまいんだな。


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2012年04月22日

「千早振る」はこんなに面白い ~ 古今亭菊志んの場合

「愛宕山」、「黄金餅」、そして「千早振る」。独演会でこの3つが口演されるとする。するとどういう順序を想定するだろう。

落語歴1年程度の野郎が考えるに、まあ「とりあえず『千早振る』が最初なのかな」ってな感じ。この話がトリ噺になるとは考えもしない。「なんで千早振るなんてやるんだろうなあ」などと考えつつ、会場に向かうことになる。

送信者 落語

でも、21日に行われた「東京マンスリー」。古今亭菊志んがトリネタに選んだのは「千早振る」だった。

ちはやぶる神代もきかず龍田川からくれなゐに水くくるとは

この噺、サゲがつまらないと考える人が多いのか、最後にいろいろと工夫を入れるというのがむしろ「お約束」のようになっている面もある。個人的には「そんな工夫はいらないからスタンダードでやれよ」なんてことも思ってしまうけれど、まあ工夫してみたくなる噺なんだろう。

今回はどうなのかな、と思いつつ聞いていた菊志んの噺は、最初から相談を受ける隠居の「振る舞い」に焦点が当てられる。隠居が無知であるのに、見栄を張って八五郎の話に合わせる「振る舞い」が強調される。なるほど、そこを面白いクスグリとして話を完結させるのかな、なんて考えてた。

甘かった。

この隠居の振る舞いは、サゲに向かっての完璧な伏線。「トハってのはなんです?」とお決まりのやり取りが流れる中、突然やってくる結末。冒頭からの隠居の「振る舞い」描写がフラッシュバックで頭に蘇る終幕。

不勉強ながら他にこういう展開をしている人がいるのかどうかは知らない。菊志んが他でこの展開をやっているのかも知らない。だけどかなり強烈だった。これはぜひとも一度見ておくべきだなあ。


ところで「黄金餅」。よく落語評などで「陰鬱な話を軽いタッチで…」なんてことが言われる話。ただCDなどで聞く限りはそんなに「陰鬱」な感じもしない。でも今日の「黄金餅」は怖かったな。途中が怖かっただけに、最後に菊志んが口にした「おめでたい」話だという言葉が聴衆の安堵を誘って大いにウケていた。

チャレンジなのか菊志ん的定番なのかはわからない。でも個人的にはチャレンジを感じたな。楽しい一日でした。

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2012年04月19日

初めての電動コーヒーミルを買ってみた

何世代か買い換えたけれど、これまではずっと手動だった。

一番長く使ったのはこれかな。重くて安定感があり、挽くのがかなりらくちんだった。縦回しもグッドで、横回ししか使ったことのない人にはぜひとも使ってみてもらいたい品。

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ただ、このミルは前回の引越しだかなんだかでどこかに失われてしまった(笑)。大きいものだからどこかにあるんじゃないかと思うんだけど、ちょっと見つからない。そんなわけでこれまでまた別の手動ミルを使ってた。

そしてそのミルがどうやら壊れてしまったので購入したのが人生初電動ミル。

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これね。ラクチンですよ(笑)。何がラクかって、粉の細かさ設定がすごくラク(豆を挽くのが大変だとか面倒だとかは感じたことがない)。豆の種類なんかによって引き具合を調節したいことはよくある。でもこれまで使っていた手動ミルの場合、細かさ指定が超アナログで、挽いてみないとよくわからないって感じだった。いったん変更すると元にきちんと戻すのも大変だし。そうなると面倒なので細かさはそのままで、お湯の勢いやなんやで強制的に味を調整してたりした。

ところがこの電動ミル。豆の挽き具合が「デジタル」(と、いっても目盛りのついたダイアルで調整するんだけど)で、予めだいたいの予定がたてられる。また、一時的に調整してもすぐに元に戻せるのもらくちん。

導入以来、お湯の勢いで調整するみたいな「ワザ」が必要なくなりましたな。「正当な調整」ができる。よって失敗もなくなる。たぶん誰でも美味しいコーヒーが淹れられる。

まだ買ったばかりなので、メンテナンスの必要性やなんかがよくわかってないんだけど、今のところはすごく満足しています。このくらいの値段ならば、メンテナンスがうまくいかないなら買い替えって手もありそうだしね。

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2012年03月10日

古今亭志ん朝一門会

今時、そんなものをやってるなんて思わないよなあ。古今亭朝太のブログを見ていて発見した「古今亭志ん朝一門会」。おまけに今回がラストの予定なんだとか。

送信者 落語

場所は深川江戸資料館。駅で言えば清澄白河で半蔵門から電車は一本で意外に近い。

  • 古今亭志ん丸 「鼻ねじ」
  • 古今亭志ん橋 「出来心」
  • 古今亭朝太 「崇徳院」
  • 口上
  • 古今亭志ん輔 「豊竹屋」
  • 桂才賀 「親子酒」
  • 古今亭志ん馬 「錦の袈裟」

なんと言っても桂才賀の「噺」が聞けたのが嬉しいね。何度か見たことがあるけれど(最近見てなかった、そういえば)、いつも「上野老人観察」という漫談調の話ばかりだった。いつもこういうちゃんとした(?)噺をやってくれればいいのになあ。

あと珍しいものと言えば「口上」。古今亭朝太が秋に真打昇進を果たすそうで、「予行演習」なんて言いながら口上をやっていた。この口上ってのは、ちょっと見ていて感動するもんだね。もっとも昇進する当人の落語はほとんど聞いたことがないんだけれど^^。

「最後」の一門会を見にいけてよかった。ぼくの落語鑑賞は志ん朝のCD・DVDから始まっている。

送信者 落語

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