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 急な山を登りつめて頂上に腰をおろす旅人は、ほっと一息いれるのがもうかぎりもない喜びだろうが、もし永久にそうやって休息していろと無理じいされたら、彼は幸福であるだろうか?
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2012年01月27日

昼席で小三治を見たあと、よる席も途中まで@池袋演芸場 2012/1/20

池袋は昼夜入れ替えなし(下席はある)。そんなわけで昼席に続いて夜席も途中までみてきた。

  • 柳家おじさん 「狸札」
  • 柳家小権太 小咄
  • 古今亭菊丸 「子ほめ」
  • 橘家蔵之助 「ぜんざい公社」
  • 橘家圓太郎 「勘定板」
  • 柳家花緑 「平林」
  • 春風亭一朝 「看板のピン」
  • 橘家文左衛門 「雑俳」
  • 林家正楽 相合傘、獅子舞、初雪、幇間屏風
  • 古今亭志ん輔 「巌流島」
  • 柳家甚語楼 「猫と金魚」
  • 林家彦いち 「初天神」

面白いのは昼席と「初天神」がかぶってること。昼と夜が違えば良いのかな。あまり経験したことのない事態だった。

噺が印象に残ったのは橘家文左衛門の「雑俳」。勢いもあってすごく面白かった。志ん輔については言うまでもなし。いつもながら、客席を楽しませる噺だった。

ところで「雑俳」。うちに音源がないのでCDがないかと探してみた。すると出てきたのが金馬版。金馬がやれば面白くないわけがない(笑)。


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柳家小三治 「死神」を見た池袋演芸場 2012/1/20

柳家小三治も楽しみながら、喬太郎、正蔵も楽しみだ。テレビで「二階ぞめき」を好演した柳家小満んも大いに楽しみ。ってか、面白そうな人目白押し。大半が小三治目当てだと思うけど、開場時間には大行列になってた。

と、思ってでかけた池袋演芸場だけど、喬太郎、正蔵は代演だった。寄席での代演、せめて前日のウェブでは確認できるといいなあ。

  • 柳亭市也 「一目上がり」
  • 柳亭こみち 「旅行日記」
  • 柳家一琴 「初天神」
  • 柳家福治 「豆屋」
  • 柳亭小燕枝 「宗論」
  • 柳家さん八 「杭盗人」
  • 川柳川柳
  • 柳家小里ん 「長短」
  • 三遊亭歌武蔵(喬太郎代演) 漫談
  • 林家種平(正蔵代演) 「お忘れ物承り序」
  • 柳家小満ん 「馬のす」
  • 柳家三三 「加賀の千代」
  • 柳亭市馬 「厄払い」
  • 柳家さん喬 「替り目」
  • 柳家小三治 「死神」

柳家さん八の「杭盗人」は途中まで。話は面白いんだけどな。今日はまくらが「去年の地震のことなんてほとんどの日本人が忘れているんでしょう」なんて感じですごく不快に感じてしまった。おかげさまで話には集中できず。

歌武蔵の漫談はなかなか面白かった。漫談を面白いと思ったのは橘家圓蔵以来だな。まあ圓蔵の方は落語のエッセンスをいろいろまぜたもので、純然たる漫談ではなかったけど。

小三治の「死神」は、くしゃみで落とす版。楽日、なかなか楽しめた一日だった。


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2012年01月18日

三三がやけに軽かった(?)鈴本昼席 2012/1/17

1月17日、ふと思い立って鈴本の昼席に行ってきた。トリは菊之丞。彼がハズスわけはないので、まずはそこをターゲットに。

  • 三遊亭ございます 「転失気」
  • 古今亭朝太 「時そば」
  • 古今亭菊生 「権助魚」
  • 柳家三三 「太鼓腹」
  • 桂南喬 「初天神」
  • 金原亭馬生 「粗忽の釘」
  • 柳家喜多八 「夢の酒」
  • 入船亭扇辰 「子ほめ」
  • 橘家文左衛門 「手紙無筆」
  • 古今亭菊之丞 「幾代餅」

こういっては失礼極まりないけれど、なんだか柳家喜多八の話芸レベルが上がっていないかなあ。前から面白いおいちゃんだったけど、最近なんだか圧倒されることもある。またいろいろと注意して聴いてみようと思う。

驚いたのは三三。確かに久しぶりなんだけど、あんな軽い話し方をする人だったかな。やった噺が「太鼓腹」なので軽いのは当然かもしれないけれど、なんだかこれまでにないアジに感じた。

菊之丞は外さない人でしっかりとした「幾代餅」。ほんの少し短めなバージョンだったかな?

この日は平日(火曜日)なんだけど、平日の昼席に行くと「寄席ははじめて」という人も多くいてなかなか面白い(こともある)。ぼくのそばにいたのはどうやら柳家喜多八ファンらしい女性二人。喜多八登場の際に「ねえ、待ってましたとか言ってみる?」とか話し合ってた(笑)。

そこまで客席から声をかけた人がおらず、二人は断念。で、菊之丞に対して「待ってました」の声がかかると(かかると、ってかぼくだけど)「ほら、やってもいいんじゃない!」なんて話してた。

「今でもお年寄りの口の端にのぼることのある幾代餅」の説明には「え、そうなの!?」とか。基本的に噺の最中に声を出す人は殴りたくなるけれど^^、この驚きはなかなか新鮮で笑いそうになったな。いや、やめて欲しいに違いはないんだけどね。

なかなか楽しい平日の昼席ではございました。


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初・立川流寄席 @ お江戸上野広小路亭 12/1/16

以前、一度行こうと思ったことがある。でもそのときは「広小路亭」と「日本橋亭」を間違えた。無駄に2時間並んですごすごと帰ってきたのだった(笑)。でもそのとき受け付けにいた噺家。ぼくの勘違いに優しく接してくれて嬉しかったなあ(^^)。

で、今回は間違いなく上野広小路亭。

送信者 落語

立川流をほとんど見たことがないので「目当て」ってのはない。ただ知名度や人の話から志らべ、志ら乃、談四楼、談笑が楽しみ。

で。。。すごく残念だったのは志らべが代演を立てて出て来なかったこと(代演は幸之進)。そして談四楼がトリ前を意識して漫談のみで降りてしまったこと。

  • 立川寸志 「寿限無」
  • 立川吉笑 「道灌」
  • 立川談吉 「釜泥」
  • 立川幸之進 「金の大黒」
  • 立川志ら乃 「唖の釣り」
  • 立川雲水 「胴斬り」
  • 桂文字助 「雷電初土俵」
  • 立川平林 「勘定板」
  • 立川談修 「お花半七」
  • 立川談四楼 漫談
  • 立川談笑 「片棒・改」

一番気に入ったのは立川志ら乃。ここまでと話術がころっと変わって一気に盛り上がりの予感もして、話自体もすごく楽しめた。あとは談修かな。どうも若さが気になってしょうがなかったんだけど、話はうまく感じた。

トリの「片棒・改」はまだよくわかんない。今のところは古典落語の中に現代的クスグリが入ってくることすらちょっと嫌い(もちろん全部が嫌いなわけじゃない)。古典の改作も基本的には好きになれそうにないんだよな(鈴々舎馬るこの「新・一目上がり」には大笑いしちゃったけど)。

談四楼は噺を聞きたい。平林は登場時の談志コスプレがなかったらもう少し噺が楽しめたかも。ちょっとコスプレに盛り上がり過ぎる人が近くにいて、むしろ気持ちがさめてしまった。

てなわけで。また次回を楽しみに参ります。


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黒門亭で古今亭菊志ん(一文惜しみ) 12/1/14

生で聴いたことはないけれど、まさに菊志んの話になりそうな予感を感じる「一文惜しみ」。らくごカフェでの「御慶」よりも前にまずは「一文惜しみ」で菊志んを味わいにいってまいりました。

送信者 落語

前もよく、気持ちも乗って登場時には「待ってました」と声掛け。黒門亭でやるのもどうかと思ったけど、気持ちが盛り上がっちゃったもので。

  • 柳家花どん 「饅頭怖い」
  • 入船亭遊一 「悋気の独楽」
  • 柳亭左楽 「寝床」
  • 古今亭菊志ん 「一文惜しみ」

前回と違って、朝早くから並ぶこともなく、こちらの体調も良かったみたい。すべての話を楽しんできた。

花どん、うまくなったなあ(ごめん)。「まんじゅうは虫じゃねえよ。いや、フランスの虫でマンジュって具合に発音する」なんていうつまらないクスグリにかなり笑ってしまった。失礼顧みず「うまくなったね」と伝えようと思ったのに、この日はもう会えなかった。

驚いたのは柳亭左楽の「寝床」。実は出てくるまで柳亭左龍だと思い込んでいたので驚いた、、、ってのもあるんだけど、トリ前に(黒門亭では関係ないか)こんな大物が聴けるとは思ってなかったので嬉しかった。

結局カタリはじめるまでのところはノリも最高で随所にあった工夫も面白く、すごく楽しめた。カタリ始めたあたりから急にパワーダウンしたように感じたのはなぜだったろう? でもやっぱり楽しかった。

黒門亭でやるのはどうよと思ったけど「待ってました」。待ってたかいがあった。らくごカフェの「あたま山」も楽しかったけど、次のらくごカフェでの「御慶」はほんっとに楽しみにしてる。


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2012年01月11日

1月2日黒門亭 その2

せっかく8時前から並んだので(?)、第二部も見せてもらってきた(通し券)。

送信者 落語

ただなんだ。正月早々8時前から並んでいたぼくたちにはすごい攻撃が待ち構えていた。ってのも「部屋をむやみにあったかくする攻撃」。おかげさまで何度か睡魔に耐えかねて瞬断。

狭い会場でありますのに、ご無礼致しましたでございます。

  • 金原亭駒松 「たらちね」
    おまけに前座駒松が妙にスローペースな「たらちね」を展開。部屋の温かさとのあわせ技。
  • 三遊亭たん丈 「本膳」
    乗っているときは良いんだけど、いったんリズムを外すととたんに作品世界から追い出されてしまって、ぼくらは「噺の中」じゃなく「夢の中」…
  • 三遊亭歌奴 「阿武松」
    12月23日に稽古総見などにでかけたぼくらにはちょうど良い噺だったんだけどな。相次ぐ攻撃に途切れ途切れ…
  • 古今亭志ん橋 「火焔太鼓」
    縛り付けられるかもしれない松の木の様子を描写するバージョン

ちょっと恥ずかしい思いをした新年落語会となりました。

1月2日の黒門亭(一之輔)

メモを残すのが遅くなっちゃったな。今年、初めての落語会は黒門亭。

送信者 落語

正月なんて寄席のメニューはどうやら「顔見せ」みたいな感じ(行ったことがないけど)。「噺」を聴かせる場所も少なくて、かつもうすぐ昇進する一之輔。と、なれば混むだろうなあと考えた。

で、ぼくらがたどり着いたのは8時前だ(笑)。12時開演にむけて8時前。まあ以前、ラグビーが大人気の頃にはよくあったタイムスケジュール。徹夜じゃないだけましじゃないか。

と、思ったぼくたちではあったんだけど。2番目にやってきた方は9時過ぎ。結局10時過ぎまでさほど人は並ばず。皆さん、やはり正月は忙しいってこったな^^。まだこういう管理がきちんとできないぼくたちだ。

  • 柳家小ゑん 「フィッ」
  • 古今亭志ん丸 「熊の皮」
  • 春風亭一之輔 「妾馬」

ちなみに一之輔の出囃子は「中の舞」。「いや、私のリクエストじゃありませんよ」と言っていた。

ご祝儀、、、ってほどでもないな。お年玉をあげたら手拭いをもらった。どうやらこちらが得らしい(笑)。あ、でも8時前からならんだのに、お年玉プレゼント争奪じゃんけん大会には惨敗(苦笑)。くじには強いけれど、勝負には弱いところのあるぼくではあるんだよな。

送信者 落語

2011年12月31日

クリスマスあたりにいった落語会 #3

23日、24日と行ってしまったのなら、もう25日に行かない理由はないわけで。いろいろと落語を教えてくれている友人も含めて3名で池袋演芸場へ。

送信者 落語
  • 柳亭市也 「元犬」
  • 初音家左吉 「ぼやき居酒屋」
  • 古今亭菊志ん 「湯屋番」
  • 三遊亭金時 「尻餅」
  • 三遊亭歌武蔵 「安兵衛狐」
  • 柳亭小燕枝 「強情灸」
  • 古今亭志ん馬 「干物箱」
  • 柳家喜多八 「短命」
  • 金原亭世之介 「三枚起請」

「ぼやき居酒屋」、柳家はん治以外で聞いたのは初めてかな。ちょっと消化不良に感じちゃった。でもそれはぼくの「違和感」に邪魔されてのことかもしれない。

菊志んの「湯屋番」は面白かったな。たとえば菊之丞は湯屋番すらいろっぽくやる。その中で見栄に声がかかるほどの見せ場をつくる。菊志んは力強く観客を引っ張っていく。いろんな形があるんだな。空けて2012年、らくごカフェで「御慶」をやるそうなのでさっそく予約しておいた。このパワーで「御慶」、楽しいに違いないと思うんだけどどうだろう。

志ん馬は、このところ聞くたびに「おや」と思う大物(?)をかえてくれるのが嬉しい。この前に聞いたときは「大工調べ」だったし。但し今日のはすこしリズムに乗りきれなかったかな。ぼくの連れはなんだか文句言ってたよ^^。

柳家喜多八は「短命」。言葉少なめのパントマイムバージョン。短命の理由を、小声でごにょごにょ言う形はよくあるんだけど、完全に音を失くしてしまうってのは面白いな。客席がわいても演者は自分のリズムで続けることができるし、こういう演出は双方楽しめるのかもしれない。

喜多八の顔と、必死の身振り手振りと、それから落語風景なんかを頭に描き、ぼくはこのバージョンを「壊れたテレビ」版と名付けた(笑)。

トリの金原亭世之介は「三枚起請」。最近なんだか「三枚起請」を聞くことが多いかな? 今回は文句を言いに行く3名のバカバカしさを強調する版。確かに。三枚起請の振る舞いを真面目に攻めるのはヤボ(いや、言葉で騙せ、という言葉もあるから、それほどはヤボじゃないのかな?)。男三人の怒りに理屈があると味方してもどうしようもない話。そんな中、騙され男の馬鹿っぷりを強調するのは面白い。

と、いうわけで、年内の落語会は以上終了となる予定です。新年は1月2日から活動予定!


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